一昔前でしたら、カウンセラーなど心理士がSNSを利用していると「けしからん!!」となっていると思います。
多分、多重関係、守秘義務が考えられますが、開業するとなるとSNSを利用しない手はありません。
私なりの理由として、3つ紹介します。
①営業

そもそも、下関カウンセリングルームを知ってもらわなければ、何も始まりません。
それを無料で拡散できるSNSはありがたいと、つくづく思います。
フォロワーが増えるというのは、単純に営業の効果が表れていると考えています。
②カウンセラーの神格化の防止

カウンセリングは、密室で行われますので、ある種日常生活とは異質な空間です。
異質な空間にいれば、相談者さんがカウンセラーを神様のように感じてしまうこともしばしば起こります。
トレーニングしてきたカウンセラーなら、そうなることを見越して、カウンセリングの妨げにならないような工夫をします。
私の場合、SNSで嫌なことがあった、嬉しいことがあった、驚いたことがあったなどのどうでも良いことを発信することで、「カウンセラーも人間なんだな」と思っていただけるようにする狙いがあります。
③私設カウンセリングのブラックボックス化の防止

利用される相談者さんや、同業者の方、地域住民から、「ここのカウンセリングルームは、どんなカウンセラーがいて、どんなやり方をしているんだろう」と不審に思われないようにするというのがあります。
人はいるはずなのに、その存在が明らかになってないというのは、普通に不気味だと思うので(笑)
まとめ
ただ、SNSは、諸刃の剣だと思っていて、変な情報を発信してしまうと、炎上してしまいます。
だから、みんなにおすすめすることはありませんが、現代でSNSを使わずに営業するって難しいのかなぁと思っています。
人の目に入る、かつ炎上しない、というこのバランス感覚は鍛えられると思います。
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