普段から使っている認知行動療法のスキル

スキルは使い続けてこそ磨かれる

認知行動療法のスキルは、とても特別なものではありません。

このスキルは、相談者さんにはもちろん、カウンセラー自身にも使えます。

私自身も毎日使っています。

逆に、スキルを自分自身にも使っていないと、そのスキルが衰える感覚があります。

子どもの頃は逆上がりが出来ていたけれど、大人になって久しぶりに逆上がりをしてみると、全然出来なくがっかりした経験はないでしょうか。

仕事でも、久しぶりに取り組む業務は「あれ?どうやるんだっけ?」となり、少し時間が掛かります。

普段車を運転しない人が、久しぶりに運転すると不安な気分になります。

それらと似ていると感じます。

やはり、スキルは使い続けてこそ磨かれると思います。

普段行っているスキル

マインドフル呼吸は、毎日やっています。

これはヨガと合わせて行っていますが、ひたすら自然な呼吸に集中するというものです。

途中、考え事をしても、「あっ、考え事していた!」と気づいて、呼吸に注意を向き直します。

これを行った後は、考え事が和らいだり、気分がすっきりします。

考え事が多く湧いてくるようだったら、認知行動療法のアセスメントシートに記入したり、認知再構成法を行ったりします。

今の心理状態が冷静に分かるので、大切なスキルだと感じます。

アセスメントシートや認知再構成法は、例えるなら熱っぽいときに測る体温計のようなものです。

何とかやり過ごせそうだったら、日々のケアでやり過ごし、難しそうだったら積極的に休んだりします。

認知行動療法で使用する記録シートの書き方

認知行動療法で使用する記録シート この用紙は、「伊藤絵美 (2020) セルフケアの道具箱」に記載されている「認知行動療法の基本のモデル」を参考に作成しました。 このシ…

認知行動療法は特別ではない

認知行動療法のスキルは、別に特別ではなく、練習すれば誰でも身につくものと思います。

ただし、元々要領の良い人、悪い人の差は出るかもしれません。

私自身も何事も要領の悪い方ですが、練習すればコツはつかめてきました。

コツをつかむためには、試行錯誤をしたり、色々と考えを巡らせることは大切かもしれません