認知(自動思考)と行動では、どちらが重要なのか

認知行動療法は、認知(自動思考)だけを扱うのか?

インターネットで検索すると、認知行動療法は認知(自動思考)を変化させるものと書かれていることが多いです。

認知行動療法は、認知(自動思考)と行動を扱っていきます。

また、認知行動療法は、メンタルヘルスを維持したり改善するスキルを身に着けていきます。

スキルを身に着けるというのは、車の運転やスポーツのように技術を学んでいくイメージを持っていただくと分かりやすいです。

認知(自動思考)と行動とは何か?
認知(自動思考)は、思い浮かんだ考えやイメージ

例えば、仕事で失敗したときに、「あ~、自分って駄目だな」とか「やっぱり、失敗してしまったな」と考えるかもしれません。

もしくは、上司に怒られている場面を想像するかもしれません。

そういった言葉やイメージが、認知(自動思考)になります。

行動は、行動・態度・言動

そわそわしたり、貧乏ゆすりをしたり、俯いたりすることも行動に含まれます。

もしくは、「なんでこんな失敗をしたんだ!!」と独り言を言うかもしれません。

これらは、全て行動に含まれます。

変化が現れやすいのは、どちらなのか?

認知行動療法では、認知(自動思考)と行動をコントロールしていくことで、気分・感情、身体反応を間接的にコントロールしていきます。

そして、行動の方が効果が現れやすいです。

また、行動は学術的な定義は横に置いておくとして、直感的に分かりやすいです。

認知(自動思考)を変えるためには、少しコツが必要なので、まずは行動を変えることに焦点を当てます。