無断キャンセルは止めて欲しいと思っている話

キャンセルをされる場合、ぎりぎりになってしまったり、遅れても良いので、気づいた時点で一報いただけるだけで助かります。

カウンセリングでは枠組みという言葉を使います。

あまり馴染みが無いかもしれませんが、時間、場所、料金、どのような理論を使うかなどを言います。

枠組みを守るというのは、カウンセラーや相談者さんを守るために設定します。

どういうことかというと、ブラック企業を想像してもらえると分かりやすいと思います。

採用面接では、8時間労働と面接官から言われたにも関わらず、残業が多く毎日10時間労働を強いられる。

下関市の会社で働けると聞いていたのに、北九州市の支店で働くことになったなどです。

労働者側からしたらたまったものではないです。

一方、会社側からすると、採用した人間が勝手に持ち場を離れたり、出社時間も勝手に決められたら困ります。

また、関係性という枠組みも考えられるかもしれません。

カウンセラーと相談者さんという枠組み。

お互い友人のように接すると、カウンセリングがグダグダになってしまい、効果が期待できないかもしれません。

こうなってしまったら、とても問題なので、守るべきルールというものが枠組みになります。

その中でも、枠組みを破る行為として無断キャンセルがあります。

私は、結構重く受け止めています。

会社でいう無断欠勤に当たりますかね。

キャンセルされる理由は様々だと思います。病気、親しい人に不幸ごと、天候などの影響などなど。

無断キャンセルの場合は遅れて来所されるかもしれないため、カウンセラーはその時間待機しなければなりません。

また、その時間に他の相談者さんからご予約があったにも関わらず、断っていることもあります。

今後も無断キャンセルされるリスクを考えたりすると、今後のご利用をお断りすることになってしまいます。

カウンセリングは、信頼関係で治していくと言われるぐらい関係性を大切にしています。

しかし、無断キャンセルは信頼関係を損なう行為だと思いますので、あまり甘く考えないほうが良いかなと感じます。